船積み・税関・輸出の手続き

バイヤーとの商談がまとまり、仕入れを済ますと車を先方に輸出してあげる手続きが必要になります。

車の輸出を手懸けている乙仲(通関業者)では、大概広いヤードを持っており、出航前2週間くらいなら無料で車を預かってくれます。当然その乙仲に通関業務を依頼するということになります。

日本からの船便

通常船の予約(BOOKING)はまた別の手続きになります。車の輸出は通常は車の専用船で輸送されることが殆どですが、時々はコンテナに詰めてと言うこともあります。モンゴルなどは車の専用船の便が無いため、天津までは船で、其の後は中国大陸は広軌の貨車で、モンゴルの国境でまた狭軌の貨車に乗り換えるなどと言う手を使います。

これらの手続きも何度か経験すれば何と言うこともないのですが、船積など関連する業者たちの頭はかなり保守的で、やたらと専門用語が飛び交い、初めのうちは随分まごつくことも多いと思います。

日本からの船便としては日本郵船(NYK), 三井商船(MO), KIWI, 現代等、世界各地向けにありますが、中古車の輸出の場合には、直接船会社との交渉では無くエージェントを通じてということになっています。これらのエージェントも船会社に連絡を取ると教えてくれます。

非常に大事な事として、代金の決済のことがあります。トラブルの殆どは、車の欠陥と、支払いのことに尽きるでしょう。まず支払いのことは、くれぐれも事前に明確にしておくことをお勧めします。

日本からの船便

船積の資料としてプロも使用しているSHIPPING GAZETTEという雑誌を紹介しておきます。週刊誌で日本中の殆どの船積会社やそのSAILING SCHEDULEを知ることが出来ます。(株)ジャパンプレス社の発行です(03-3404-5151)


中古車輸出の実務講座では、少なくとも月に20〜30台くらいまでは、必要書類から通関業務、BVOOKINGまで一貫してお世話しています。このビジネスの中心になる売りと買いとについて、まず神経を集中して其のコツを速く掴んで欲しいからです。